文学賞メッタ斬り!

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ROUND 1候補作発表を受けて、大森望&豊崎由美による受賞レース予想!!

「うーん。なんなんだかなあ。今回は、なにを話せば皆さんに喜んでいただけるのかなあ」(豊崎)
「……正直、どうでもいい」(大森)
オ、オイ! 対談しょっぱなからなにやら不穏な139回の予想対談です。
「前回は、芥川賞に川上未映子「乳と卵」、直木賞に桜庭一樹『私の男』 と、すばらしい結果で、世間的にもセンセーションを巻き起こしたんだけど、その揺り戻しとも言える地味さですね」(大森)
 それでも、「芥川賞は、前回から続けて候補になった楊逸さんシフトなんじゃないの?なにせ北京オリンピックの年ですから」(豊崎)
と、話題性バツグンの候補者もいる! 

対する直木賞は、
「本命だった伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』に逃げられたのが痛い」(大森)
「なんでこういうときに限って北村薫さんは新作を出しておられないのかっ。今回の布陣なら絶対とれたのに!」(豊崎)
……。
といいつつも、それでも、日本を代表する2賞です。今回を制するのは誰なのか?見守っていこうではないですか!気を取り直してたっぷり語っていただきました。

ふたりのレース予想は以下の通り。

第139回芥川賞候補作 当落予想
◎=本命 ○=対抗 ▲=大穴
作品評価
A〜D
大森 豊崎 大森 豊崎
磯ア憲一郎『眼と太陽』(「文藝」夏号) A- C+
岡崎祥久『ctの深い川の町』(「群像」2008.6) B- B
小野正嗣『マイクロバス』(「新潮」2008.4) B+ A-
木村紅美『月食の日』(「文學界」2008.5) B B-
津村記久子『婚礼、葬礼、その他』(「文學界」2008.3) B B+
羽田圭介『走ル』(「文藝」春号) B- B-
楊逸『時が滲む朝』(「文學界」2008.6) C B

選考委員/池澤夏樹・石原慎太郎・小川洋子・川上弘美・黒井千次・高樹のぶ子・宮本輝・村上龍・山田詠美

第139回直木賞候補作 当落予想
◎=本命 ○=対抗 ▲=大穴
作品評価
A〜D
大森 豊崎 大森 豊崎
井上荒野『切羽へ』(新潮社) C B
荻原浩『愛しの座敷わらし』(朝日新聞出版) B B
新野剛志 あぽやん』(文藝春秋) B- B
三崎亜記『鼓笛隊の襲来』(光文社) B B+
山本兼一『千両花嫁 とびきり屋見立て帖』(文藝春秋) B- B
和田竜『のぼうの城』(小学館) B- B

選考委員/浅田次郎・阿刀田高・五木寛之・井上ひさし・北方謙三・林真理子・ 平岩弓枝・宮城谷昌光・渡辺淳一

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